ポーカーをこれから始めたい方にとって、最初に覚えるべきなのが「役(ハンド)」です。
どの役が一番強いのか、どれくらいの確率で出るのかを理解しておけば、勝負の判断に大きく役立ちます。
この記事では、ポーカーの役を強い順に一覧で解説し、さらに「出現確率」「役の覚え方」「初心者が注意すべきポイント」まで徹底解説します。
📌 この記事を読むと分かること
- ポーカーの役が強い順で分かる
- 各役の出やすさ(確率)が分かる
- 初心者が勝つために知っておくべき役の基礎
まずは一覧画像でざっくり確認したい方はこちらをご覧ください。

ポーカーの役一覧(強い順)
以下では、テキサスホールデムを前提とした役の強さを上から順番に紹介します。
① ロイヤルフラッシュ(Royal Flush)
- 構成:同じスートの「10, J, Q, K, A」
- 確率:0.00015%(約65万分の1)
- 解説:ポーカーで最強の役。ほぼ出ないため、出たら一生の思い出級。
② ストレートフラッシュ(Straight Flush)
- 構成:同じスートで連続した数字(例:5♥6♥7♥8♥9♥)
- 確率:0.0014%(約7万2千分の1)
- 解説:フルハウスやフォーカードを凌ぐ超強力役。
③ フォー・オブ・ア・カインド(Four of a Kind / クワッズ)
- 構成:同じ数字4枚(例:K♠K♦K♥K♣)
- 確率:0.024%(約4,200分の1)
- 解説:相手がフルハウス以下ならほぼ勝てる強役。
④ フルハウス(Full House)
- 構成:同じ数字3枚+別の同じ数字2枚(例:8♠8♥8♦+K♠K♥)
- 確率:0.144%(約694分の1)
- 解説:ポーカー初心者が覚えやすい代表的な強役。
⑤ フラッシュ(Flush)
- 構成:同じスートの5枚(数字は連続してなくても可)
- 確率:0.197%(約508分の1)
- 解説:見た目が華やかで人気。スートだけで勝負できるのが特徴。
⑥ ストレート(Straight)
- 構成:異なるスートでもよいので5枚が連続(例:4♣5♦6♠7♥8♦)
- 確率:0.392%(約255分の1)
- 解説:初心者でもよく目にする役。エースは「A-2-3-4-5」としても使える。
⑦ スリー・オブ・ア・カインド(Three of a Kind / トリップス)
- 構成:同じ数字3枚(例:Q♠Q♦Q♥)
- 確率:2.11%(約47分の1)
- 解説:中堅の強さ。相手のストレートやフラッシュに注意。
⑧ ツーペア(Two Pair)
- 構成:2枚+2枚+他1枚(例:J♠J♥+5♦5♣+K♣)
- 確率:4.75%(約21分の1)
- 解説:初心者が最もよく体験する勝ち役。
⑨ ワンペア(One Pair)
- 構成:同じ数字2枚(例:9♠9♦)
- 確率:42.3%(約2.4回に1回)
- 解説:最も一般的な役。テキサスホールデムでは「ペアがあるかどうか」が勝敗を左右することも。
⑩ ハイカード(High Card)
- 構成:役がない場合、最も大きいカードで勝負
- 確率:50.1%(2回に1回はハイカード)
- 解説:役が揃わないときはハイカード勝負になる。
役の強さを覚えるコツ
初心者はまず「上位3つ(ロイヤルフラッシュ・ストレートフラッシュ・フォーカード)」と「よく出る役(ワンペア・ツーペア・スリーカード)」に集中して覚えるのがおすすめです。
ポーカー役の確率まとめ(一覧表)
役 | 出現確率 |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 0.00015% |
ストレートフラッシュ | 0.0014% |
フォー・オブ・ア・カインド | 0.024% |
フルハウス | 0.144% |
フラッシュ | 0.197% |
ストレート | 0.392% |
スリーカード | 2.11% |
ツーペア | 4.75% |
ワンペア | 42.3% |
ハイカード | 50.1% |
初心者がまず意識すべきポイント
- 役の強さよりも「ポジション」と「相手の動き」 を見る
- ワンペアでも勝てる場面が多い(逆にフラッシュやストレートが出やすいボードは注意)
- 強い役は「めったに出ない」ので、頻繁に狙いすぎない
まとめ|ポーカーの役は強さと確率を知れば上達が早い
ポーカーは運の要素もありますが、役の確率と強さを理解しているかどうかで勝率が大きく変わります。
初心者の方は、まず「ワンペア」「ツーペア」「スリーカード」を確実に理解し、次に「ストレート」「フラッシュ」「フルハウス」へと覚えていきましょう。
この記事へのコメントはありません。